オープンエンドファンドの資産総額が1,500億円に到達
―エクイティの第2次募集を通じ10物件を取得―

報道各位

2021年3月19日

ラサール不動産投資顧問株式会社

不動産投資顧問会社のラサールインベストメントマネージメントインク(本社:米国イリノイ州シカゴ、最高経営責任者:マーク・ガベイ、以下ラサール)は、自社が運用する旗艦ファンドであるオープンエンド型私募コアファンド「ラサール・ジャパン・プロパティ・ファンド(以下 LJPF)」を通じて、本日 3月 19日付で、国内の物流施設、賃貸住宅計 10物件を、合計投資額約 350億円にて取得したことをお知らせします。今回のエクイティの第 2次募集を通じ、LJPFの運用資産総額は、1,500億円に到達いたしました。

今回取得する 10物件は、大阪圏に立地する大型物流施設 1物件と、東京圏の優良な賃貸住宅 9物件で、今回の取得により、LJPFのポートフォリオは計 16物件となりました。これらの物件は、ラサール独自の不動産投資分析のフレームワークである DTU 分析※等を用いて選定されたものです。

今回のエクイティ募集は、コロナ禍にありながらも国内不動産への旺盛な投資意欲に支えられ、大手機関投資家や金融機関、年金基金、事業会社などの幅広い投資家から、募集額を大幅に上回る申し込みがありました。また、ローンの調達はメガバンク等の大手金融機関を中心としたシンジケート団から行いました。

LJPFは、日本の不動産を投資対象としたオープンエンド型の私募コアファンドであり、国内外投資家の幅広い不動産投資ニーズに応えるためにプロダクトラインナップを拡充する一環として、2019年 11月に約 600 億円の出資のコミットメントを得て運用を開始したラサールのグローバル旗艦ファンドです。LJPFでは、主に 4 大都市圏(東京、大阪、名古屋、福岡)に所在する、主要 4 アセットクラス(オフィス、物流施設、賃貸住宅、商業施設)への投資を行っております。

ラサールの日本法人、ラサール不動産投資顧問株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:キース藤井)の執行役員であり、LJPFのファンドマネージャーでもある森岡亮太は次のように述べています。「当社は、主要都市圏の物流施設および賃貸住宅は、新型コロナ感染症により未だ不透明な市場環境下においても安定したインカムを生む不動産投資セクターであり、有望な投資機会の一つと考えております。今回取得した 10物件は LJPFのポートフォリオの強化に資する投資となりました。世界的に投資先を求める資金が増加する環境下において、ラサールでは日本を引き続き有望な投資マーケットと捉えており、今後も、質の高い安定したコアアセットによる分散されたポートフォリオを構築し、投資家利益の最大化に努めてまいります」。

※ラサールが独自に考案した不動産投資における長期トレンドを捉えるための分析フレームワーク。Demographics (人口動態)、Technology (技術革新)、Urbanization (都市化)の頭文字を取ったもの。

【取得概要】
物件:大阪の物流施設 1物件、東京圏の賃貸住宅 9物件
取得日:2021年 3月 19日

【ファンド概要】
名称:ラサール・ジャパン・プロパティ・ファンド
ファンド類型:オープンエンド型私募コアファンド
投資対象:主として 4 大都市圏(東京、大阪、名古屋、福岡)に立地するオフィス、物流施設、賃貸住宅、商業施設
運用開始日: 2019 年 11 月 15 日
運用資産総額:約 1,500億円(2021年 3月 19日現在)

ラサールインベストメントマネージメントについて
ラサール インベストメント マネージメントは、世界有数の不動産投資顧問会社です。世界規模で、私募、公募の不動産投資活動、負債性投資をしており、総運用資産残高は約 710億米ドルです(2020年 12月末現在)。主要顧客は、世界の公的年金基金、企業年金基金、保険会社、政府関連、企業、その他基金(大学基金他)などで、世界中の機関や個人投資家の資金管理を行い、セパレートアカウント型投資、オープンエンド型ファンド、クローズドエンド型ファンド、公募証券、エンティティレベル投資等の手法で投資を行っています。また、世界最大級の総合不動産サービス企業であるジョーンズ ラングラサール グループ(ニューヨーク証券取引所上場:JLL)傘下にあります。なお、ラサール不動産投資顧問株式会社は、ラサールインベストメントマネージメントの日本法人です。詳しい情報は、www.japan.lasalle.comをご覧ください。

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